ファンデーションの種類と選び方

 

お肌の悩みをカバーし、美しい肌に見せてくれるファンデーションにはさまざまな種類があります。今回はファンデーションの種類と、それぞれの特徴について紹介しています。この記事を読めば、ファンデーションの基本的な知識が得られ、自分に合ったものを選ぶポイントがわかります。

 

ファンデーションの種類

ファンデーションには、主に4つの種類があります。

  • パウダーファンデーション
  • リキッドファンデーション
  • クリームファンデーション
  • クッションファンデーション
  • メッシュファンデーション

それぞれの特徴を紹介していきます。

 

パウダーファンデーションの特徴

時短になる

パウダーファンデーションは、スポンジやブラシを使ってさっと塗ることができるため、メイクの時間を短縮できます。忙しい朝や、急な外出時に便利です。

付け心地が軽やか

パウダーファンデーションは、付け心地が軽いことが特徴。肌への負担が少ないので、敏感肌に対応するものも多く、普段使いにも適しています。

ナチュラルに仕上がる

パウダーファンデーションは軽やかな粉末状で、肌に薄くのせることができるので、自然な仕上がりとなり、肌になじみます。

テカリを防いでくれる

パウダーファンデーションはサラッとした質感で、余分な皮脂を吸収してくれます。脂性肌の人も使いやすく、テカリを抑えてくれます。

コンパクトで持ち運びに便利

パウダーファンデーションはコンパクトな容器に入っており持ち運びやすいため、外出先でのメイク直しにも便利です。化粧崩れやテカリが気になったとき、サッとメイク直しができます。

 

リキッドファンデーションの特徴

ツヤのある仕上がり

リキッドファンデーションは、柔らかく滑らかなテクスチャーで肌に自然なツヤ感を与えます。さらに肌に密着しやすく、カバー力も優れています。

多くの製品から選ぶことができる

リキッドファンデーションは、多くの製品が販売されています。カラーバリエーションも豊富で、それぞれの機能にも特徴があり、自分に合う製品を見つけやすいのもメリットです。

肌が乾燥しにくい

リキッドファンデーションは水分量が多く、配合されている保湿成分によりメイクしながら肌の乾燥を防げます。肌が乾燥しにくくなることで、化粧崩れを抑える効果があります。

自然な仕上がり

リキッドファンデーションは、滑らかなテクスチャーでのびがいいのが特徴。均一になじませやすいため、ナチュラルで素肌感のある仕上がりを叶えます。

量を調節しやすい

リキッドファンデーションは、薄づきからしっかりカバーまで塗り方や量の調節が簡単。基本は薄塗りで仕上げますが、必要に応じて重ね塗りをすることで気になる部分をしっかりカバーできます。

 

クリームファンデーションの特徴

保湿力が高い

クリームファンデーションはリキッドファンデーション以上に油分を含むので保湿力があります。しっとりとした質感で乾燥した肌にも伸ばしやすく、塗った後はファンデ自体が油分の膜になるので、肌の内側の水分が蒸発しにくく、外部の乾燥から守ってくれます。空気が乾燥しやすい秋冬や、乾燥肌の方におすすめです。

高いカバー力

クリームファンデーションは密着度が高いので、シミやそばかす、毛穴、ニキビ跡などをしっかりカバーしたい方におすすめです。

ツヤのある仕上がり

クリームファンデーションは肌の凸凹をしっかりとなめらかにすることができ、自然なツヤ感のある肌を作れることが魅力です。

 

クッションファンデーションの特徴

時短になる

クッションファンデーションは高いカバー力があり、コンシーラーを使わずにニキビやくまなどを隠せるため、メイクにかかる時間や手間を大きく短縮できます。

メイク直しに最適

コンパクト型の容器で、持ち運びに便利です。メイク直しや重ね塗りをしても、均一でむらのない肌を保つことができます。パウダーやリキッドと比べても乾燥が気になりにくいため、さまざまな場面で活躍します。

美容成分が配合されている

クッションファンデーションはみずみずしい質感で、肌をしっかり保湿しながらツヤを与えます。付属のパフを使用してサッとメイクできるため、初心者やツヤ肌メイクに慣れていない人でも簡単に美しい仕上がりになります。

パウダーとリキッドのいいとこ取り

パウダーファンデーションのように持ち運びに便利で、リキッドファンデーションのように水分量の多いクッションファンデーションは、両者のいいところを併せ持っています。

お肌のケアもできる

クッションファンデーションは肌にやさしい成分が配合されているものが多く、肌への負担が少ないのも大きな特徴です。メイクをしながら、お肌のケアもできます。

 

メッシュファンデーションの特徴

ムラができにくい

メッシュファンデーションはクッションファンデーションとは異なり、独自のメッシュ生地でファンデーションを簡単にムラなく塗ることができます。通常のスポンジと比べて、メッシュ生地はファンデーションを均一に吸収します。

しっかりカバーして自然に仕上げる

メッシュファンデーションは、素肌のようにナチュラルに仕上がります。重ね塗りをしても重さを感じさせず、肌本来の美しさを引き出します。

伸びが良い

メッシュファンデーションは、リキッドファンデーションのように肌になじませやすい特徴があります。油分量は比較的少なく、肌に塗った時に重厚感がないため、肌への負担も軽くなります。

マットかツヤか

メッシュファンデーションには、グロウタイプとマットタイプの2つがあります。グロウタイプは自然な潤いやツヤを強調し、マットタイプは過度な光沢を抑え自然なツヤを与えます。

衛生的

メッシュファンデーションのパフは表面にメッシュが敷かれているため、従来のクッションファンデーションのパフと比較して清潔さを保ちやすく、衛生面で優れています。

 

 

ファンデーションの選び方

5つのファンデーションの特徴がわかったところで、実際にどのようにファンデーションを選んだら良いのか?
ファンデーションの選び方について紹介します。

 

選び方①メイク時間

クッションファンデーションやパウダーファンデーションはスポンジや付属のパフでサッと仕上げられるので、外出先でも手軽にメイクが直せます。さらに、クッションファンデーションは化粧下地を必要としないため、メイク時間を短縮できます。自分のライフスタイルやメイク時間に合わせてアイテムを選びましょう。

 

選び方②テクスチャーと使用感

パウダー、リキッド、クッションなどのファンデーションは、それぞれテクスチャーと使用感が異なります。その中から、自分の肌質や好みに合ったテクスチャーを選ぶことが大切です。たとえば脂性肌の人はパウダーファンデーションが合っていることが多く、乾燥肌の人は水分量の多いリキッドファンデーションやクッションファンデーションが合うと感じる人が多いです。

 

選び方③質感・仕上がり

ファンデーションには、マットタイプとツヤタイプの2種類があります。マットタイプでは陶器のような滑らかな肌を実現でき、ツヤタイプでは潤いに満ちた仕上がりになります。自分の肌の状態やメイクの目的、好みに応じて選ぶといいでしょう。季節やポイントメイクに合わせて仕上がりを選ぶのもおすすめです。どんなメイクに仕上げたいか、理想のメイクを考えてみましょう。

 

選び方④自然な色味を選ぶ

ファンデーションの色味を選ぶ際には、顔と首の境目であるフェイスラインに色を何種類かのせて確認しましょう。顔と首との境目の色合いを見ながら自然な肌色に合う色を選んでください。

 

まとめ

今回はファンデーションの5つの種類とそれぞれの特徴、ファンデーションの選び方について紹介しました。それぞれのファンデーションの特徴を理解し、自分のライフスタイルや肌質、メイクの目的に合ったものを選びましょう。その時によって複数のファンデーションを使い分けるのもおすすめです。